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クレジットカードを作ろうと考えている人のなかには、楽天カードの特徴や作り方を知りたい人もいることでしょう。
楽天カードは楽天グループが発行するクレジットカードで、数ある楽天カードのなかでも最もスタンダードな一枚で、はじめてクレジットカードを作る人にも人気があります。
楽天カードのメリットは、楽天ポイントが貯まる点で、楽天市場での使用でポイント還元率が上がります。
また、貯めたポイントは、楽天経済圏での利用を中心にさまざまな場面で利用可能です。
本記事では楽天カードを分析して、特徴やメリットおよびデメリットを詳しく解説します。
楽天カードを作ろうか考えている人はぜひ参考にしてください。
楽天カードの概要
まずは楽天カードの概要と手数料について確認しましょう。
カードの概要
申し込み条件 | 18歳以上の国内在住の人 |
年会費 | 無料 |
家族カード | あり(年会費無料) |
基本還元率 | 1.0% |
ポイント | 楽天ポイント |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 最高2,000万円など |
ETC | あり(年会費無料) |
手数料
1回払い、2回払い | 無料 |
ボーナス1回払い | 無料 |
ボーナス2回払い | 実質年率4.42%~14.00% |
分割払い | 実質年率12.25%~15.00% |
リボ払い | 実質年率15.00% |
キャッシング | 実質年率18.0% |
楽天カードの特徴
楽天カードは、楽天グループの発行するクレジットカードです。
楽天カードにはさまざまな種類がありますが、楽天カードは入会しやすい最もスタンダードな一枚です。
楽天グループは傘下に、銀行や証券などの金融関係企業や、旅行関連サービスを提供する楽天トラベル、ネット書店である楽天ブックスとさまざまなジャンルの商品やサービスを提供しています。
楽天カードの特徴は、使用すると「楽天ポイント」が貯められる点です。
基本の還元率は1.0%ですが、楽天市場での使用、あるいはキャンペーンや特典の活用により還元率を高められる魅力があります。
年会費は無料で、家族カードやETCカードの発行も可能です。
また、旅行に関する保険として海外旅行時の傷害死亡は最大2,000万円まで補償が利用付帯されます。
楽天カードのメリット
ここからは楽天カードのメリットについて説明します。
楽天カードは、利用により楽天ポイントが貯められ、楽天市場での使用で還元率が高くなる点がメリットです。
また、投資信託の積立にクレジットカード決済を利用するとポイントが貯められます。
楽天市場の使用でポイント還元率が3%以上
楽天カードは楽天市場での使用でポイントアップできることがメリットの一つです。
楽天カードは、通常の還元率は1.0%(100円で1ポイント)でクレジットカードのなかでは高水準ですが、楽天市場で使用すると還元率が3.0%になります。
楽天ポイントは1ポイント1円でさまざまな提携サービスや店舗で利用できます。
楽天市場の登録店舗は5,600(2022年4月28日現在)を超えており、販売する商品のジャンルも非常に多岐にわたるため、必要なものや欲しいものが見つかる可能性が高いです。
(参考:数字で見る「楽天市場」25年の歩み)
楽天カードの保有者は、生活に必要な買い物を楽天市場に集約すれば、ポイントを多く貯めることができるでしょう。
楽天ポイントはキャンペーンが豊富
楽天ポイントはキャンペーンが豊富に開催されており、上手く活用すれば効率的にポイントをためられます。
適宜開催される「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」では、エントリーして期間内に楽天市場の複数のショップで買い物をすると、ポイントの還元率がアップしていくキャンペーンです。
楽天市場には、食品や衣料、電化製品などさまざまなジャンルの店舗が存在するため、キャンペーンにあわせて生活に必要なものを集中して購入するのみで、ポイントが効率的に貯まります。
また、現在では楽天モバイルとの契約を組み合わせた「Rakuten最強プラン」の適用を受けると、楽天市場での利用で5倍のポイント還元となります。
楽天証券の投信積立還元率アップ
楽天カードは、投資についても特典があります。
楽天証券で投信積立を、楽天カードを使い決済すると、銘柄に応じて0.5%~1.0%のポイントが還元されます。
また、これまで5万円が上限であった毎月の積立金額は、2024年から開始された新NISA制度にあわせて、上限が10万円に変更となりました。
実質的には投資の利益が1.0%プラスの状態からスタートできるため、有利な投資になる可能性が高いです。
楽天カードのデメリット
続いて楽天カードのデメリットを説明します。
楽天カードのデメリットは、ポイントアップの仕組みが意外と複雑な点と楽天経済圏の利用者でない人にはメリットが少ないカードである点です。
ポイントアップの仕組みを理解する必要がある
楽天カードは通常の利用の際には還元率1.0%と、クレジットカードのなかでは高還元の部類ではありますが、メリットを活かすためには楽天市場で提供されるさまざまなポイントアッププログラムを理解する必要があります。
「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」など、意外と仕組みが複雑で説明をよく見ないと上手く活用できません。
さまざまなプログラムが、いつ提供されるかのチェックも必要ですし、効果的な活用方法も確認しておく必要があります。
ネット通販と楽天経済圏の利用者にメリットが大きい
楽天カードは、楽天経済圏で利用するとメリットが大きいクレジットカードです。
楽天グループが国内最大手ECサイトであることから、ネットショッピングを楽天市場でする人向けのカードであり、ポイントの利用も楽天グループでおこなう方が効果的になります。
同じく大手ネット通販であるアマゾンのユーザーや、現実の店舗での買い物をメインにする人にはメリットが少ない可能性があります。
楽天カードの作り方
ここからは、楽天カードの作り方を解説します。
web公式サイトから申し込み
楽天カードは、楽天カード公式サイトから申し込みが可能です。
ただし、楽天カードを申し込むためには楽天会員になる必要があります。
まだ楽天会員でない人は、事前に会員登録しておきましょう。
申し込みボタンをクリックすると、申し込みフォームへ遷移します。
氏名や住所からはじまり、持ち家の状況や借り入れの有無、年収や勤務先をそれぞれ誤りのないよう入力していきましょう。
国際ブランドの選択や暗証番号、引き落とし口座の設定もおこないます。
入力事項をすべて埋めたら、内容を確認して申し込みを実行しましょう。
楽天カードでの審査
楽天カードに限らず、クレジットカードを発行する際には、カード会社が申し込み者の審査をおこないます。
クレジットカードは買い物代金をカード会社が立て替えることで、使用者の後払いを可能とするサービスです。
使用者が代金を支払えないと、立て替えをしたカード会社が損失を被ります。
そのため、カード会社は申し込み者の支払い能力を審査をするのです。
審査にあたり、申し込み者本人に確認の電話や、申し込み者の職場に在籍確認の電話がある場合があります。
電話に出ないと手続きが進まなくなるため、カード会社からの電話には、必ず応対するようにしましょう。
カードの到着と使用開始
審査に通過すれば、カード発行手続きが完了した旨のメールが届き、カードが郵送されます。
カードの受取にあたり、本人確認書類の提示が必要となります。
カードを受け取る際に使用できる本人確認書類は、原則として次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート(日本政府発行)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
など
まとめ
楽天カードは楽天グループが発行する楽天カードのなかで、スタンダードな位置づけのクレジットカードです。
カードを利用して買い物をすると楽天ポイントが1.0%貯まり、楽天市場での買い物でポイントが3倍になります。
楽天市場では随時キャンペーンが開催されているため、上手く活用すると3倍以上の還元率で買い物ができます。
年会費も無料で、ネットショッピングをする人には、使いやすいクレジットカードといえるでしょう。
本記事では楽天カードを分析して、特徴やメリットおよびデメリットを詳しく解説しました。
楽天カードの使用を検討している人はぜひ参考にしてください。