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楽天グループの商品やサービスをよく使用する人のなかには、楽天プレミアムカードの作成やグレードアップを考えている人もいることでしょう。
楽天プレミアムカードは楽天グループが発行するクレジットカードで、数ある楽天カードのなかでも上位に位置するハイグレードなカードです。
楽天プレミアムカードのメリットは、楽天市場での使用でポイント還元率が3倍になり、誕生月の使用でさらに+1倍(計4倍)追加される、高還元率な点です。
本記事では楽天プレミアムカードを分析して、特徴やメリットおよびデメリットを詳しく解説します。
楽天プレミアムカードを作ろうか考えている人はぜひ参考にしてください。
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楽天プレミアムカードの概要
まずは楽天プレミアムカードの概要と手数料について確認しましょう。
カードの概要
申し込み条件 | 20歳以上の安定した収入がある人 |
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カード | あり(年会費550円(税込)) |
基本還元率 | 1.0% |
ポイント | 楽天ポイント |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円など |
ETC | あり(年会費550円(税込)) |
手数料
1回払い | 無料 |
分割払い | 実質年率12.25%~15.0% |
リボ払い | 実質年率13.08%~18.00% |
キャッシング | 実質年率18.0% |
楽天プレミアムカードの特徴
楽天プレミアムカードは、楽天グループの発行するクレジットカードです。
楽天カードにはさまざまな種類がありますが、楽天プレミアムカードは特典やサービスが最も充実したハイステータスなカードです。
楽天グループは傘下に、銀行や証券などの金融関係企業や、旅行関連サービスを提供する楽天トラベル、ネット書店である楽天ブックスとさまざまなジャンルの商品やサービスを提供しています。
楽天プレミアムカードの特徴は、使用すると「楽天ポイント」が貯められる点です。
基本の還元率は1.0%ですが、楽天市場での使用、あるいはキャンペーンや特典の活用により還元率を高められる魅力があります。
年会費は11,000円で、家族カードやETCカードの発行も可能です。
また、旅行に関する保険が充実しており、国内や海外旅行時の傷害死亡は最大5,000万円まで補償が付されます。
また、カードを使用して購入した商品が期限内に事故による損害を被った場合に最高300万円までの補償もあります。
楽天プレミアムカードのメリット
ここからは楽天プレミアムカードのメリットについて説明します。
楽天プレミアムカードは、最大10,000ポイントがもらえる入会キャンペーンがある点や、楽天市場での使用で還元率が高くなる点がメリットです。
また、海外や国内の空港ラウンジを無料で使用できるメリットもあります。
入会キャンペーン 5,000ポイントが10,000ポイントへ
楽天プレミアムカードに入会してカードを使用するなどの条件を達成すると、通常5,000ポイントのところ、2024年4月8日10:00までは、10,000ポイントがプレゼントされます。
獲得条件は、カードの発行と楽天e-NAVIに初回登録で2,000ポイント、対象期限内にカードの1円以上使用を1回以上で8,000ポイントです。
楽天市場の使用でポイント還元率が3%以上
楽天プレミアムカードは楽天市場での使用でポイントアップできることがメリットの一つです。
楽天プレミアムカードは、通常の還元率は1.0%でクレジットカードのなかでは高水準ですが、楽天市場で使用すると還元率が3.0%になります。
楽天市場の登録店舗は5,600(2022年4月28日現在)を超えており、販売する商品のジャンルも非常に多岐にわたるため、必要なものや欲しいものが見つかる可能性が高いです。
(参考:数字で見る「楽天市場」25年の歩み)
楽天プレミアムカードの保有者は、生活に必要な買い物を楽天市場に集約すれば、ポイントを多く貯めることができるでしょう。
選べる3つのコース
楽天プレミアムカードは、使用方法にあわせて3つのコースから1つを選択できます。
3つのコースと特典は次の通りです。
コース | 特典 |
---|---|
楽天市場コース | 火曜日と木曜日に楽天市場で買い物するとポイント最大4倍 |
トラベルコース | 楽天プレミアムカードで楽天トラベルの決済をするとポイント最大3倍 |
エンタメコース | 楽天プレミアムカードでRakuten TVまたは楽天ブックスの決済をすると ポイント最大3倍 |
誕生月はボーナスポイント付与
楽天プレミアムカードを誕生月に使用すると、ポイントが+1倍されます。
通常の使用ではポイントが3.0%ですから、誕生月は4.0%です。
楽天市場コースを選択している場合に、誕生月の火曜日もしくは木曜日に楽天市場で買い物をすると、ポイント5倍の5.0%と非常に高い還元率になります。
楽天証券の投信積立還元率アップ
楽天プレミアムカードは、投資についても特典があります。
楽天証券で投信積立を、楽天プレミアムカードを使い決済すると、1.0%のポイントが還元されます。
実質的には投資の利益が1.0%プラスの状態からスタートできるため、有利な投資になる可能性が高いです。
プライオリティパスと国内ラウンジ使用
楽天プレミアムカードのメリットはポイントのみではありません。
よく旅行をする人には、空港ラウンジの使用が可能になる特典があります。
海外旅行については、プライオリティパスが無料で発行でき、世界148カ国にある1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で使用できます。(※2023年4月時点)
なお、2025年1月以降は年間5回まで無料と、変更になる予定です。
また、日本全国の対象空港でのラウンジも無料で使用できることから、旅行や出張で空港をよく使用する人には大きなメリットとなるでしょう。
楽天プレミアムカードのデメリット
続いて楽天プレミアムカードのデメリットを説明します。
楽天プレミアムカードのデメリットは、年会費をカバーするカードの使用がないと、コスト負けしてしまう点です。
カードを使用しないと年会費をカバーできない
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円です。
一定程度使用しないと、年会費を上回る効果は得られません。
基本還元率である1.0%の使用であれば、110万円のカード使用で11,000円の還元です。
3.0%のポイント還元であれば約37万円、5.0%のポイント還元であれば22万円で、年会費相当額の還元が得られます。
クレジットカードの使用する目的は、ポイントを貯める以外にもあります。
ポイント以外にも空港ラウンジの使用が頻繁にあれば、年会費のカバーは可能でしょう。
プライオリティパスの使用が年5回に制限
使用者から非常に好評であった楽天プレミアムカードのプライオリティパスですが、2025年1月から無料で使用できるのは年5回までと制限されます。
2024年いっぱいは、従来通り世界の空港ラウンジを無料で使用できるため、有効に活用したいところです。
楽天プレミアムカードの作り方
ここからは、楽天プレミアムカードの作り方を解説します。
web公式サイトから申し込み
楽天プレミアムカードは楽天カード公式サイトから申し込みが可能です。
ただし、楽天プレミアムカードを申し込むためには楽天会員になる必要があります。
まだ楽天会員でない人は、事前に会員登録しておきましょう。
申し込みボタンをクリックすると、申し込みフォームへ遷移します。
氏名や住所からはじまり、持ち家の状況や借り入れの有無、年収や勤務先をそれぞれ誤りのないよう入力していきましょう。
国際ブランドの選択や暗証番号、引き落とし口座の設定もおこないます。
入力事項をすべて埋めたら、内容を確認して申し込みを実行しましょう。
楽天カードでの審査
楽天プレミアムカードに限らず、クレジットカードを発行する際には、カード会社が申し込み者の審査をおこないます。
クレジットカードは買い物代金をカード会社が立て替えることで、使用者の後払いを可能とするサービスです。
使用者が代金を支払えないと、立て替えをしたカード会社が損失を被ります。
そのため、カード会社は申し込み者の支払い能力を審査するのです。
審査にあたり、申し込み者本人に確認の電話や、申し込み者の職場に在籍確認の電話がある場合があります。
電話に出ないと手続きが進まなくなるため、カード会社からの電話には、必ず応対するようにしましょう。
カードの到着と使用開始
審査に通過すれば、カード発行手続きが完了した旨のメールが届き、カードが郵送されます。
カードの受取にあたり、本人確認書類の提示が必要となります。
カードを受け取る際に使用できる本人確認書類は、原則として次の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート(日本政府発行)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
など
まとめ
楽天プレミアムカードは楽天グループが発行する楽天カードのなかでも上位に位置するハイグレードなカードです。
年会費11,000円(税込)が必要ですが、楽天市場での買い物でポイントが3倍、楽天市場コースを選択して火曜日もしくは木曜日に楽天市場で使用すると+1倍(4倍)と高還元率が魅力です。
さらに誕生月に楽天市場で使用するとさらに+1倍追加され、楽天市場では随時ポイントがアップされるキャンペーンも開催されています。
本記事では楽天プレミアムカードを分析して、特徴やメリットおよびデメリットを詳しく解説しました。
楽天プレミアムカードの使用を検討している人はぜひ参考にしてください。
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